お盆休みはいかがお過ごしでしょうか。 私はと言いますと菩提寺が長崎にありますので、幼い頃より亡父の月命日やお盆は浅草の観音様にお参りに行っておりました。 両国生まれ深川育ちの江戸っ子を気取っておりますが、実のところ”なんちゃって”江戸っ子という訳です。 そんな訳でお盆はと言いますと七月の感覚があります。 七月がお盆(ご先祖様のご供養)、八月は世間様のお休み(終戦記念日)という感覚でしょうか。 七月の夕暮れ、小名木川(隅田川から東に延びる運河)に架かる橋の袂で送り火をしていた記憶が蘇ります。 今日は久しぶりに母と日本橋で待ち合わせて食事を致しました。 #
by gizankatoh
| 2016-08-14 12:23
| よしなしごと・・・
「争え」「奪え」「増やせ」という命令が種の遺伝子に組み込まれたものなら、 「英知」と「慈悲」によってその命令を克服することが 人類だけに与えられた使命かもしれません。 今日は8月9日、「長崎 原爆の日」 *画像は原爆投下後、倒壊を免れた浦上天主堂の外壁(Wikipediaより) #
by gizankatoh
| 2016-08-09 15:24
| 長崎
~未踏への具象~ ざ・てわざⅢ 日本橋三越本店 6階 美術特選画廊 8月3日(水) ~8月9日(火) [出品予定作家] 蒼山日菜、榎俊幸、江本創、大矢英雄、大畑稔浩、小川泰弘、小尾修、木津文哉、 篠田教夫、島村信之、杉本克哉、中堀慎治、はがいちよう、前原冬樹、池永康晟、 小野隆生、加藤巍山、金子豊文、高松和樹、塚本悦雄、益村千鶴、満田晴穂、 山口英紀、後藤温子、秋濱克大、髙橋賢悟 (順不同・敬称略) 作品『恋塚』を出品させて頂きます。 「恋塚」とは・・・ 夫への貞節を命を賭して守った女、袈裟御前(けさごぜん)の墓。 遠藤盛遠(えんどう もりとお 平安末期〜鎌倉初期の武士、僧侶)は夫のある女「袈裟御前」に恋をしてしまいました。 盛遠はその夫(源 渡 みなもとのわたる)を殺めてでも女を奪いたいと思い、 ある夜、渡の屋敷に忍び込み寝ている渡の首を斬り落とし、その首を抱えて屋敷を後にしました。 ところが、斬り落とした首を月明かりの下でよくよく見てみたら、渡のものではなく渡の身代わりとなった袈裟御前の首でした。 盛遠は己の非を悟り髪を下ろして出家、名を「文覚」と改めて、ひたすら修行の身となしました。 #
by gizankatoh
| 2016-07-29 07:35
| 展覧会
一滴、そして一滴とこぼれ落ちて、それがコップから溢れ出しただけだ。 起きたことの一つ一つを顧みれば、それらは大したことではない。 しかし、そのことを含めて自分自身を見つめる良い機会だったのかもしれません。 私にとって必要な時間だったのでしょう。 苦しくたって、辛くたって、 悲しくたって、不安だって、 楽観と無根拠な自信とを持って 笑い飛ばしながらファイティングポーズをとって立っているのが私でした。 大事なことを失念していました。 #
by gizankatoh
| 2016-07-16 21:10
| 月鏡
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