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厳然たる一線

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仏が容を現してくると、
世の中の些事などどうでもよくなる。

雑音が消え、
真実だけが耳に残る。

美しいものを彫ろうとする作為ではなく、
それらの行為は御仏、
そして亡くなった魂に捧げられる。

自身を研ぎ澄まして、純化して、透明になる。
自然、仏はその美しい容を現す。


もはや、私が仏を彫っているのではない。
天(仏)のはからいにより私の体を通して仏が顕現するのだ。


仏像の形をなぞるだけの者と仏師は断じて違う。












by gizankatoh | 2019-02-24 21:15 | 月鏡
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