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『驚異の超絶技巧!~明治工芸から現代アートへ』

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やっとスタートラインに辿り着いたという心持ちです。
私は作品を二点出展します。

巡回しますので多くの方々に観ていただけると嬉しいです。

以下、抜粋…

明治工芸を生み出した工人たちのDNAを受け継いで、
超絶技巧プラスαの機知に富んだ現代作家の作品も多数展示します。
彼/彼女らの多くは、いまだ一般的な知名度はほとんどありませんが、
100年後、200年後にその作品がたしかに評価されるにちがいないと思います。

この展覧会では、アカデミックな美術史における評価とも、
いわゆる伝統工芸のヒエラルキーとも無縁の、明治工芸と現代作家のコラボレーションが実現します。
日本人ならではの超絶技巧のDNAがどのように引き継がれているのか、
ぜひ注視していただきたいと思います。

山下裕二氏(本展監修者、明治学院大学教授)


『驚異の超絶技巧!~明治工芸から現代アートへ』
三井記念美術館(東京)
2017年9月16日〜12月3日
岐阜県現代陶芸美術館(岐阜)
2018年6月30日〜8月26日
山口県立美術館(山口)
2018年9月7日〜10月21日
富山県水墨美術館(富山)
2018年11月16日〜2019年1月14日
あべのハルカス美術館(大阪)
2019年1月26日〜4月14日













by gizankatoh | 2017-06-30 17:00 | 展覧会

置き去りにするもの・・・

道具を研いで仕事を終えた。

どうやら、雨上がりの夕暮れの空が美しかったらしい。

そのことをInstagramで知った。 


こうしていくつもの人生の大切なものを置き去りにしている。

それでいい。


自分にしか出来ない仕事をしているんだ。

人と同じ幸せを望んじゃいけない。

そう言い聞かせる。


そうやっていろんなものを諦めて、いろんなものを捨てて来た。

それでいい。












by gizankatoh | 2017-06-25 20:43 | 月鏡

『ときめく御仏図鑑』

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『ときめく御仏図鑑 ~門賀美央子 著』
嵐山晶さんの美しい画と、とても分りやすい文章で解説された御仏図鑑。
新しい時代の仏像鑑賞のバイブルと言ってもいいかも。


私は「二十一世紀に仏を彫る 現代仏師の世界」ということで掲載して頂いております。
私の造仏の技法や哲学をギュッと文章化。
東日本大震災のことにも触れて下さっており、
「加藤巍山」という仏彫りを多面的に取り上げて頂いているのも嬉しいです。



『ときめく御仏図鑑 ~門賀美央子 著(山と渓谷社)』













by gizankatoh | 2017-06-24 12:38 | よしなしごと・・・

真夏の通り雨・・・

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蓋をしていた感情を恐る恐る覗いてみる


耳を塞ぎたくなるほどの衝動と


懐かしさと愛おしさが綯交ぜになった記憶と


悲しみごと抱き締める


「いつになったら悲しくなくなる」


今日が昏れてゆく














by gizankatoh | 2017-06-12 13:19 | 月鏡

佛を求めるなら・・・

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「画が欲しいなら自分に頼み、

絵図が欲しいなら円山主水(応挙)が良いだろう」


それは曾我蕭白の言葉。


『美しい仏像が欲しいなら京仏師に頼めば良い。

佛を求めるなら私が彫りましょう』


こういう事を言うとあちこちから文句が聴こえてきそうです。

でも、仏師の皆さんはそういった気概で佛を彫ってますよ。


きっと。













by gizankatoh | 2017-06-07 22:10 | 月鏡

実感として

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仏像は人間のようなお姿をしていますが人間とは違います。
それは仏の教えや人々の願い、祈りを形にしたものだからです。


体系化、様式化される前の仏像はその“想い”がより強く感じられます。

学者さんや他の仏師さんが何と仰るかは判りませんが、
日々、仏教を学び、祈りに向き合い、想いを込めて“佛”を彫っている実感としてそう思います。













by gizankatoh | 2017-06-07 22:03 | 月鏡