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諦めと自由・・・

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「諦める」と「自由になる」ということが

同義語のように思えてきた。


若い頃には多くの可能性があったはずだが、

年を重ねる毎に一つ一つ諦めてゆく。

一つ諦めると、一つ可能性が見えてくる。


若い頃のぼんやりしていたものが

年を重ね、諦めた時に「輪郭」を現し出す。

目指す頂きが見えてくる。


若い頃にはふわふわしていたものが、

年を重ね、自分が何者であり、どこに立っているのか判ってくると、

「何をすべきか」の役割を自覚するようになる。


「諦める」ということは「明らめる」ということ。

囚われていた心が解きほぐされて、自由を得る。
by gizankatoh | 2015-06-21 07:47 | 月鏡

八咫烏・・・

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私には今、目指している場所があります。

その場所に辿り着いたら、新たに目指す場所が現れます。

そして、ずっとずっと・・・その先にも目指す場所、”頂き”が姿を現します。

それは私の命が尽きるまで繰り返えされます。


期せずして、友人の花山ダンゴ(陶芸家、画家)さんが八咫烏を描き、

それが今、私の手元に巡ってきたことには きっと意味があるのだと思います。

この八咫烏が私を目指す場所、更なる高みへと導いてくれるはずです。
by gizankatoh | 2015-06-16 19:25 | よしなしごと・・・

時代遅れ・・・

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自分が何故”木”を彫るのかという動機の一つを教えてくれたミュシャの連作『スラヴ叙事詩』。
”動機”についての日記『スラヴ叙事詩 ( 2012,2,8 ) 』

彼は名声や名誉を捨てて故国チェコに戻り 18年という歳月をかけてスラヴ民族の歴史を描いた。

描かれた当初は「時代遅れ」とされ 忘れかけられた作品だったかもしれないが、

完成から約90年を経た今、現代を生きる我々に対し 時に静かに時に雄弁に語りかけてくる。


そして昨今、何千万〜何億という金額で取引されるアート作品。

それらは投資やファンドの対象になっている。

そのマネーゲームの先にある作品の本当の価値は百年後になってみないと判らない。


人の心に語りかけ、心を動かし、揺さぶり、感動する作品・・・

普遍的な”美”はいつの時代も変わらない。

”時代遅れ”とされるものの中にこそ真の美術作品があるのかもしれない。
by gizankatoh | 2015-06-12 21:46 | 月鏡

ある梅雨の日の朝・・・

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午前 7時 31分

いつもより少し遅い時間に仕事場に入る。

どうも頭が冴えない。

この雨のせいにしよう。

比叡山の無動寺谷で賜った香を焚く。
by gizankatoh | 2015-06-12 15:22 | よしなしごと・・・

新しい時代の仏像の形・・・

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先日、ラジオで山田五郎 (美術評論家、コラムニスト)さんがとても興味深く、とても共感する事を仰っていたので、
所々を要約、抜粋させて頂きました。

過疎化する地域にあるお寺の仏像を例に挙げ、盗難などの事件を含む文化財の管理のことなど、
今現在、仏像が置かれている危機的状況に触れ、仏像の歴史、文化財保護、美術的価値、歴史的資料、信仰。
そして、時代と共にあるべき姿とは何かなどと問いながら面白い提案をされていました。

・・・以下抜粋。

『仏像を美術品と考えた場合、それぞれの人が自分が生きているこの時代のこの仏像はこういう状態だという”この状態”を見る。
この状態しか見られないからこそ掛け替えのないものだと思う。
だからこそ美術品は生き物だということ。

もう一方、文化財には美術品としてだけではなく歴史的資料としての役割がある。
しかし、資料としてだけだったら記録だけで十分だ。

今だったら、写真や科学的分析データ、CTスキャン、3Dプリンター・・・
あらゆる方法で現在の文化財の状態を完璧に記録出来る。
どっちを保存すべきかというと記録であって、作品自体は時代と共に変化していくことに任せた方が良いのではないかと考える。

そう考えた時にレプリカを博物館に入れて、ご本尊をお寺に置いた方が良いのではないか。
しかし、そうは言っても文化財の価値の高さやそれぞれのお寺の事情から、
どうしても博物館に預かってもらった方が良いと言うのであれば、お寺に安置しておく方はレプリカである必要はないと思う。

レプリカを作るくらいなら、現代の仏師や彫刻家に新しいご本尊を作らせてやって欲しい。
それをやらないから、新しい形の仏像が育っていない。
キリスト教も現代美術のキリスト像やマリア像がある。
仏像も時代と共に変わって来たのだから、今現在も新しい形の仏像ができて来てもおかしくない。

過去の財産を守ることも もちろん大事なんだけれども、
守ることを考え過ぎて、今生きている人がその財産を自由に楽しむことが出来なくなってしまう。
あるいは、新しい財産を新たに作り出す機会が減ってしまう事になってしまっては意味が無いのではないかと思う。

”今”運慶 快慶が登場しても面白い。
平成の”◯◯派”が登場して仏像を一新したというようなことが起こった方が面白い。

仏像にしても美術品にしても人々の暮らしの中に生きてこそ意味が有る。
生きてるという事は時代と共に変わっていくという事であるし、時がくれば消え去るということもあるかもしれない。
その一方で新しく生まれてくる。
それが生きた芸術ということなのではないかと思う。』


・・・全身の血が滾った。

私以外、誰がいるんだ。
私以外、誰がやるんだ。

新しい時代の仏像の形を示せるのは私しかいない。

思い込みでも良い。
無根拠な自信でも良い。

莫迦で結構。
笑わば笑え、私は本気だ。

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by gizankatoh | 2015-06-07 08:00 | 月鏡

仏教井戸端トーク「らかんさんといっしょ編」

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第3回仏教井戸端トーク「らかんさんといっしょ編」開催のお知らせ。
目黒の五百羅漢寺さんで僧侶×仏師×学芸員によるトーク・セッションを行います。
定員が30名となりますのでお早めのお申込みをオススメします。
(*6月11日の正午から受付開始です)

場所:五百羅漢寺(東京都目黒区下目黒3-20-11)
日時:2015 年7月4日(土)
   18 時~20 時(開場・受付開始:17 時30 分)

*6 月11日(木)正午より、以下の応募システムより募集開始。定員に達し次第締め切り。
ご友人とご参加の場合、どなたかが代表で複数枚購入可(4 人まで)。
http://www.kokuchpro.com/event/idobata/
by gizankatoh | 2015-06-05 13:09 | よしなしごと・・・

兎神忌・・・

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- 銀かんざし - 瓜南 直子


6月4日、晴れ

あれから もう三年も経ったんだ・・・

カナンさんを見送った日も鎌倉の空は晴れ渡っていた。


来年はカナンさんともご縁の深い大阪タカシマヤで伴 清一郎さんと二人展。

きっと楽しみにしてくれているだろうな。


いつも見守ってくれてると思ってますよ。
by gizankatoh | 2015-06-04 20:26 | よしなしごと・・・