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小さな島国の奇跡・・・

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西洋では自然は神が作ったもの。

故に自然を搾取し、自然を抑え込み、自然を克服しようとする。


日本では自然に神が宿るもの。

故に自然を畏れ、自然を敬い、自然に感謝する。

生かされていることに感謝する。


例えば。。。

葉に神が宿ると言ったら信じられるだろうか。

理屈ではなく日本人はそう信じる。

土にも石塊にも神は宿ると信じている。


陽が昇り、風が吹き、雨が降り、川が流れ、海に注ぎ、

葉は茂り、花が咲き、実をつけ、枯れ、土に還る。


あらゆるものの循環の中で人は生かされている。

人も自然の一部であることを本能的に知っている。

そこに人としての尊厳がある事も知っている。


遥か昔からあった土俗的な信仰を土台にして、

体系化された宗教と民族性が混ざり合い、

排除するのではなく受け入れながら

どの地域とも、どの民族とも、どの宗教とも違う奇跡がこの小さな島国で育まれてきた。













by gizankatoh | 2014-05-25 18:34 | 月鏡

茶碗・・・

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本所両国で生まれ、深川で育ち、浅草で修業をした。

しかし、故郷というと『長崎』の景色を思い浮かべる。

長崎は亡父の生まれ育った街。


東京で生まれ育ちながらも、東京にまったく愛着を持てない。

それは様々な理由があると思う。

変わりゆく街の姿であったり、入れ替わる人であたっり、
(東京のそこが好きなのだが・・・変わり続け、膨張し続ける”力”に惹かれる。)

何より、私の精神構造に拠るものが大きいような気がする。

思い出を持たない訳ではないが、未来ばかりを見ている。

もちろん断片的に思い出す記憶はある。

そこを懐かしんだり、郷愁に浸ったり、あの頃は良かった・・・などと目を細めることは一切無い。

同級生と会ったり、同窓会、クラス会に出席したこともない。


話しがだいぶ脱線したが・・・

『網柄の茶碗』

浅草の網とは違うが浅草に因んでいるようで愛着がある。
by gizankatoh | 2014-05-22 12:33 | よしなしごと・・・

悲観と楽観、気分と意志・・・

それぞれ、頂いている仕事が数年スパン。

それぞれ、関わっているプロジェクトも数年スパン。

大局に立って見てみれば、それ以上の長い年月を要することは明らか。

それは、その先にある何か・・・見た事のない景色を観たいが為。


瞬発力は誰でも持ち合わせているが、

継続力は誰もが真似できるものではない。


動いているのか、動いていないのか。

何処にいるのか、何処にいないのか。

解らなくなる時がある。


『悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属す』

目の前の目標。

10年後の目標。

100年後の目標。

目標を見据えて、心を整える。

衝動の炎を燃やし続ける。


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『蝋燭』 高島野十郎
by gizankatoh | 2014-05-04 15:39 | 月鏡