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パリの記憶・・・その四

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ルーブルを三日かけて観て、オルセー、ポンピドゥー、

その他、ピカソ、ロダンなど、それぞれの美術館を一日のメインにして街を散歩した。


トイレはカフェでコーヒーを一杯飲んで借りた。

「Où sont les toilettes? (トイレはどこですか?)」。

テラスはコーヒーの値段も高いので、カウンターで「Un café, s'il vous plaît. (コーヒーを下さい)」。


マレでは男性にナンパされた。

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公園でファラフェル(ユダヤ人街にある、イスラエルのファストフード)を食べていたら、

子供連れの女性がニコニコと挨拶してくれて同じベンチに腰掛けた。

ヨチヨチと遊んでる子供を眺めながら、親し気に話しかけてくれたが、

自分は挨拶程度しかフランス語は喋れないのでニコニコしてるだけになってしまった。

ファラフェルを食べ終わって「Au revoir (さようなら)」と言ってベンチを後にした。

なんだか申し訳ないなぁ・・・

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by gizankatoh | 2012-05-31 17:03 | よしなしごと・・・

パリの記憶・・・その三

ある朝。

ホテルの食堂での出来事・・・


おじさんが「ジャポネ?」と聞くので、

自分は「ウィ」と応えると、

おじさんがキッチンの方へ消えた。。。と思ったら、BGMがミスチルに!

ミスチルは嫌いじゃないけど、パリに来てまで聴きたくなかった・・・(-_-;)


おじさんに「ムッシュ~、メルシー♪」とお礼を言ったら、

得意気な顔して、親指を立てていたよ・・・

その日から、自分が食堂に降りていくと、必ずBGMがミスチルになった。。。


パリの人はイイ人だ・・・
by gizankatoh | 2012-05-25 20:08 | よしなしごと・・・

パリの記憶・・・その二

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二日目からは、本格的に美術館巡り。

まずは、モンパルナスにある、「ブールデル美術館」へ。。。

大好きな彫刻家「アントワーヌ・ブールデル」のアトリエ兼住居を改装した美術館。


チケットを買おうと・・・カウンターへ行くと、


受付の女性 : 「学生ですか??」

自分 : 「いいえ」

女性 : 「26歳以下ですか?」

自分 : 「いいえ・・・」

女性 : 「んんん・・・3ユーロでイイわよ」

自分 : 「メルシー♪」


ホント、パリの人は優しい☆

美術館を一回りして、その帰り際に「自分は仏像彫刻家なんです。この度はありがとう」と言って作品の写真を差し上げた。

女性は「トレビアン☆トレビアン☆」を繰り返しながらとても喜んでくれた上に「この写真に、あなたの名前を書いて」と頼まれた。

少し恥ずかしい気持ちで名前を漢字で書いた。

また「トレビアン☆」と喜んでくれた。

嬉しい♪


途中でサンドイッチを買って、ベンチで腹ごしらえ。

ルーブルへ。
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ルーブルは一日では観切れないので、パスを買った。

サモトラケのニケやミロのビーナスは流石に人が多い。

中でもダ・ビンチの「モナリザ」は人が多過ぎて、人垣の間からチラっと見ただけだった。

隣にいた背の低いヒスパニック系のおばさんと顔を見合わせて笑ってしまった。

ルーブルは広過ぎる。

迷子になるわい・・・(-_-;)


帰りにも、初日と同じ店でケバブを買って帰った。

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by gizankatoh | 2012-05-20 19:58 | よしなしごと・・・

パリの記憶・・・その一

記憶を頼りに2004年6月末にパリに行った事を書き留めておこうと思った・・・


6月・・・韓国のインチョン経由でパリへ。

シャルル・ド・ゴール空港からパリに向かうバスの窓から空を見た。

日本の光とは違うフランスの青。

「モネの空だ・・・」

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モンパルナスにあるホテルでチェックインした後、ケバブを食べながらルーブルのある1区まで歩いた。

「何だろう、初めての街なのに何故か懐かしい・・・」

逸る気持ちとは裏腹にホッとするような心地良さ。

安心感。

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しかし、悲劇は初日から・・・

何しろ、飛行機内で多少は眠ったが、ホテルにチェックインしてから休まず歩き回った。

歩き疲れたので地下鉄でモンパルナスに向かう事にしたのだが・・・

駅と駅の途中でストップ・・・どうやら何かのトラブルらしい。

疲労からか少し気分が悪くなり、

目の前の女性に「Excecuse moie・・・」と言いながらしゃがみ込んだ。


近くにいた男性が心配そうに何か言っている。

自分は挨拶程度しかフランス語が判らない。

それを察してか、男性は身振りで、「ドア側まで行って、深呼吸すると良い」と言っているようで、

周りの人に「このアジア人を、そっちまで通してやってくれ!」と言ってくれているようだった。

周りの人も道を開けてくれた。

ドアの近くにいた男性が手動で少し開けたドアの所に案内してくれた。

自分はお礼を言いながらそこにしゃがんだ。


しばらくして地下鉄が動き出した。

とりあえず次の駅で降りたら目の前にいた女性もその駅で降りた。

自分は胸に手を当て「Merci beaucoup」とお礼を言った。

女性も胸に手を当てながら微笑んで去っていった。


そして、次の電車に乗ってホテルのあるモンパルナスに向かった。。。

初日から思いやられる・・・

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by gizankatoh | 2012-05-18 13:10 | よしなしごと・・・

私が強い人間なら・・・

私が強い人間ならば「彫刻」を生業としただろうか。

私が強い人間ならば「言葉」を必要としただろうか。


何故、こんなにも悲しいのだ。

何故、こんなにも虚しいのだ。


私は目を開き、私は何も見えていない。

私は自由であり、私は囚われている。

私は欠損し、私は突出している。


私は何かに気付いてしまったのだろうか。

私は無知なのだろうか・・・


それでも人知れず花は咲いている。
by gizankatoh | 2012-05-13 08:03 | 月鏡