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問い掛け・・・

自分が歴史を題材とした作品を作る幾つかの理由の一つ。

日本人としてのアイデンティティと「日本人とは?」という問い掛け。


古典や歴史を題材にして作品を制作する事によって、今を生きる自分に問い掛ける。

「日本人とは何か?」

「日本人の誇りとは何か?」


喪失感の裏返しで、歴史の記憶の世界の中に、

もう一つの自分達のアイデンティティの最後の拠り所を求めたいと言う痛切なる欲求。


単純な歴史讃歌ではない。

かつての日本を懐かしんでいるのではない。

むしろ不安の中で未来に対し日本人とは何か?と問い掛けている。

問い続けている。












by gizankatoh | 2011-09-27 09:58 | 月鏡

電車内で席を譲るように・・・

様々な葛藤がある。


当事者でない自分が、被災地に関わる事で礼を失したくない。


その悲しみや苦しみを解らない自分が、善意をかざして行動する事で、

被災された方の気持ちに土足で踏み込むような事をしたくない。


当事者ではない人間が、人の苦痛や悲しみに入り込み、搾取するような行為を心底憎む。


・・・かと言って、日和見をして、他人事のように知らぬ顔もしたくない。


関わらないという選択肢もある。

それは、最大の保身だ・・・と思う。



自分の行為が「善」なのか「偽善」なのか・・・


思考を停止させる事は良くない。


例えば、ご老人や妊婦さんに席を譲る時に、

その行為が「善」であるか「偽善」であるかなど考えないで席を譲る。


そうして、仏像を刻みながら、他人事ではなく、自分の事として関わって行きたい。

祈りを形に・・・




-縁<ENISHI>- 東日本大震災 仏像奉納プロジェクト
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by gizankatoh | 2011-09-21 05:43 | 東北に仏像を

生涯にわたって・・・

『-縁<ENISHI>- 仏像奉納プロジェクト』に賛同して下さった方からの報告を読ませて頂いた。

その方は名古屋を拠点にしている放送作家さん。

ボランティアで被災地を何度も訪れており、

今回も、仏像奉納プロジェクトの為に東奔西走、尽力して下さっている。


ご報告によれば・・・


3月11日の大震災で、東北地方だけで、1000ヵ寺以上の寺院が被災された。

その内、全壊や津波による流出の被害を受けた寺院が数十ヵ寺もある。


半年経った今も、ご遺体が見つからず、せめて指の一本でも・・・と切に願う方もいる。


一か月前と変わらない無残な風景。

変わったのは未来に対する不安の深刻さが更に増していたと言う事。。。



・・・仏像奉納の活動を生涯にわたって継続していきたいと思う。




-縁<ENISHI>- 東日本大震災 仏像奉納プロジェクト
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by gizankatoh | 2011-09-12 14:51 | 東北に仏像を