カテゴリ:月鏡( 254 )

授かったもの

怠らぬようにと、不器用を授かった


驕らぬようにと、遠回りを授かった


努力をするようにと、無能を授かった


自ら歩くようにと、弱さを授かった


自らを知るようにと、迷いを授かった


役割を全うするようにと、いつかくる死を授かった













by gizankatoh | 2017-07-25 06:24 | 月鏡

誇りと怖れ・・・

b0177891_21130995.jpg
誇りを持て

そうすれば怖れは消える













by gizankatoh | 2017-07-19 21:13 | 月鏡

明け方の遠雷・・・

明け方、遠くに聴こえる雷の音で目が覚める

微睡みの中で聴く遠雷が心地好い

夢のようでもあり

うつつのようでもあり













by gizankatoh | 2017-07-19 21:07 | 月鏡

7月3日 ハレ

b0177891_21551329.jpg
J-WAVEから流れてきたカーティス・メイフィールドの「Move On Up」

『顔を上げて進もう』

今日はきっといい日だった。













by gizankatoh | 2017-07-03 21:54 | 月鏡

道。そして、道。

b0177891_21110898.jpg

辿り着いたと思ったらまた道だ


何処まで行っても何処へも辿り着けない


“何も無い”ということを手に入れるために歩き申そう















by gizankatoh | 2017-07-01 21:13 | 月鏡

置き去りにするもの・・・

道具を研いで仕事を終えた。

どうやら、雨上がりの夕暮れの空が美しかったらしい。

そのことをInstagramで知った。 


こうしていくつもの人生の大切なものを置き去りにしている。

それでいい。


自分にしか出来ない仕事をしているんだ。

人と同じ幸せを望んじゃいけない。

そう言い聞かせる。


そうやっていろんなものを諦めて、いろんなものを捨てて来た。

それでいい。












by gizankatoh | 2017-06-25 20:43 | 月鏡

真夏の通り雨・・・

b0177891_13175659.jpeg

蓋をしていた感情を恐る恐る覗いてみる


耳を塞ぎたくなるほどの衝動と


懐かしさと愛おしさが綯交ぜになった記憶と


悲しみごと抱き締める


「いつになったら悲しくなくなる」


今日が昏れてゆく














by gizankatoh | 2017-06-12 13:19 | 月鏡

佛を求めるなら・・・

b0177891_22062122.jpeg

「画が欲しいなら自分に頼み、

絵図が欲しいなら円山主水(応挙)が良いだろう」


それは曾我蕭白の言葉。


『美しい仏像が欲しいなら京仏師に頼めば良い。

佛を求めるなら私が彫りましょう』


こういう事を言うとあちこちから文句が聴こえてきそうです。

でも、仏師の皆さんはそういった気概で佛を彫ってますよ。


きっと。













by gizankatoh | 2017-06-07 22:10 | 月鏡

実感として

b0177891_22021653.jpeg

仏像は人間のようなお姿をしていますが人間とは違います。
それは仏の教えや人々の願い、祈りを形にしたものだからです。


体系化、様式化される前の仏像はその“想い”がより強く感じられます。

学者さんや他の仏師さんが何と仰るかは判りませんが、
日々、仏教を学び、祈りに向き合い、想いを込めて“佛”を彫っている実感としてそう思います。













by gizankatoh | 2017-06-07 22:03 | 月鏡

青さ・・・

b0177891_21065891.jpeg

私達のような仕事は心の有り様に素直である事を忘れちゃ
いけませんね。

ずいぶん開き直った物言いですが。


懇意にさせて頂いている北鎌倉の禅寺のご住職に「青いと
ころが好い」と言われました。

もちろん戒めを含んでの事と理解しています。


どうしようもないこの“青さ”を抱え

青く生きて青く死んでゆこう。













by gizankatoh | 2017-05-26 21:08 | 月鏡