カテゴリ:東北に仏像を( 55 )

ありがとうございました。

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7月22日(日)、薬師寺東京別院にて江岸寺奉納釈迦如来像の鑿入れ式を執り行わせて頂きました。


薬師寺執事 大谷徹奘師の法話会から参加されていた方と合わせて

約200名の方々に仏像の用材となる檜に鑿を入れて頂きました。

本当にありがとうございました。


皆様には削り出した木片をお守り袋にいれてお渡ししました。

この木片は釈迦如来像の御分身ですので、是非末長く大事に持っていて欲しいと思います。


3月11日に岩手県大槌町江岸寺で行った鑿入れ式には約300人の方々が参加して下さいましたので、

すでに合計500名を超える方々が仏像と結縁して下さいました。

皆さんの想いを鑿に込め、釈迦如来像の制作に励んでいきたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。


釈迦如来像完成の暁には、是非皆さんと一緒に江岸寺さんに納入に行きたいですね。

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右より、大谷徹奘師 三浦耀山 加藤魏山



photo by Junichi Takahashi


by gizankatoh | 2012-07-29 06:30 | 東北に仏像を

お守り袋・・・鑿入れ式

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7月22日(日)に薬師寺東京別院で行われる鑿入れ式で、削った木片を包んで頂く紙とお守り袋です。
紙には江岸寺さんに奉納する「釈迦如来坐像」が描かれています。
こちらで木片を包んで、お守り袋に入れて頂きます。
お守り袋は黄色、水色、ピンクの三色。
裏には奉納させて頂く「江岸寺」の文字が刺繍されています。
皆さん、仏像とご縁を結んで下さいね。










by gizankatoh | 2012-07-21 23:04 | 東北に仏像を

『鑿入れ式』のご案内・・・

昨年の3月11日、震災と津波、そして激しい火災により堂宇の尽くを失った
岩手県大槌町の「江岸寺(こうがんじ)」へ奉納させて頂きます釈迦如来坐像の鑿入れ式を、
7月22日(日)に薬師寺東京別院にて行います。

薬師寺の執事、大谷徹奘師の御尽力により「江岸寺」への奉納が決まり、
去る3月11日、江岸寺にて鑿入れ式を行ってまいりました。
この度、同師の御配慮によって、薬師寺東京別院でも鑿入れ式を執り行う事となり、
鑿を入れて頂く事で多くの方が仏像と縁を結び、その想いが被災地へと紡がれていく事を大変心強く思います。

復興を願い仏像と縁を結びたいと思いを寄せて下さる方、私たちの活動に賛同して下さる方、仏像に興味のある方・・・
多くの方に仏像との縁を結んで頂きたく存じます。


*「鑿(ノミ)入れ式」とは・・・
仏像を作る際、完成の無事を祈り、深く仏像との縁をもって頂くために行う儀式です。
仏像となる用材を祭壇にまつり、合掌したのち用材の前に進み出て一鑿入れて頂く形をとっております。
これにより鑿を入れた方と仏像との間にご縁が結ばれ、
削りだした木片は仏像の御分身として常に身の回りにお持ち頂くことができます。

*鑿入れ式は大谷徹奘師の法話の後、執り行います。

*法話、鑿入れ式はどなたでも自由に参加して頂けます。


日時 : 平成24年7月22日(日)
午後1時~   : 大谷徹奘師の法話
午後2時30分~ : 鑿入れ式

場所 : 薬師寺東京別院 
東京都品川区東五反田5-15-17 (五反田駅より徒歩7分)

薬師寺東京別院 公式サイト
薬師寺 大谷徹奘 ウェブサイト


お問い合わせ 
Email : butuzohono@gmail.com


〇 画像は、今年の3月11日、江岸寺にて行われた「鑿入れ式」の様子です。

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by gizankatoh | 2012-07-05 08:16 | 東北に仏像を

数字・・・

大きな災害などがあると、被害の大きさを表すものとして、

被災者の”数字”が取り上げられる。

まったく無機質な数字。


その数字の裏には一人一人の“生活”や“夢”や“人生”があった。


想像すると胸が押し潰されそうになるけど、

想像しなくちゃいけないって思うんだ。












by gizankatoh | 2012-07-01 19:54 | 東北に仏像を

NHK 「明日へ -支えあおう-」

4月29日(日)のNHK 「明日へ -支えあおう-」(毎週日曜日 午前10時05分~10時53分)で
岩手県大槌町の「江岸寺(こうがんじ)」の特集が放送されました。

江岸寺は「-縁<ENISHI>-仏像奉納プロジェクト」でご本尊を奉納させて頂く寺院です。


私の知っているご住職の良寛さんや弟の知明さんは

遠慮深く、いつも照れくさそうにニコニコとして多くを語ろうとしていませんでした。

私の方からも敢えてあれこれと話を聴きませんでした。

それでも、ポツリポツリと穏やかに話してくれた事。

体験した人のみが知っている凄まじさ、恐ろしさ・・・


改めて一人静かに聞きました。

触れられなかった話も聞く事が出来ました。

絞り出すように紡いでいた言葉に胸が詰まる思いがしました。


テレビの中でも穏やかに話されていましたが、

どれほど凄まじい時間を過ごされたのかと想像する事も出来ません。


家族を亡くされた方、愛する人を亡くされた方、親しい人を亡くされた方・・・

多くの方の気持ちをお預かりして、その気持ちを鑿に変えて仏像を彫り上げたいと思います。


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by gizankatoh | 2012-04-28 09:03 | 東北に仏像を

忘れないで下さい・・・

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一周忌法要、鑿入れ法要の後、供養行脚される各宗派の僧侶の方と一緒に大槌の町を歩いた。

小雪の舞う静かな町に、読経の声とともに太鼓や鈴の音が響き渡っていた。


3月11日・・・あの日から一年という事もあり、

基礎だけを残した家の跡地に花を供えるご家族を何人も見かけた。


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帰りの支度をしている時に「この仏様が戻って来られるんですね。また来て下さいね。」と町の方から声を掛けて頂き、

「はい、また来ますからね。待っていて下さいね。」と私は応えた。


皆さんが手を振りながら見送ってくれた。

皆さんの笑顔が脳裏に焼きつきいた。

嬉しかった。。。胸が熱くなった。

この人達のために頑張ろうと思った。


そして、私たちは大槌町を後にして、陸前高田、南三陸町、石巻を巡り帰路に就いた。


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命が助かりながらも、「死んだ方が良かった・・・」と生きている自分を責めたり、

深い悲しみや、絶望によって自ら命を断つ人もいるんです。


私達の活動に関心が無くても構いません。

仏像に興味が無くても構いません。


せめて、被災地の事を忘れないでいて下さい。

被災地の事を少しでも思っていて下さい。


どうか、被災された人たちの事を、頭の片隅に置いておいて下さい。












by gizankatoh | 2012-03-15 09:29 | 東北に仏像を

鑿入れ結縁法要・・・3月11日

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3月11日、江岸寺仮本堂において一周忌法要とともに鑿入れ結縁法要が無事執り行われました。

約350人の方に鑿を入れて頂き、仏像とのご縁を結んで頂きました。


おひとり、おひとりの鑿を入れる手に手を添えて

言葉にはならない心の奥にある思いの端に、ほんの少し触れる事が出来たような心持がしました。


鑿を入れて頂いた多くの方の想いを引き継ぎ、

その責任の重さをしっかりと受け止めて釈迦如来像を彫り上げたいと思います。


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photo by Junichi Takahashi












by gizankatoh | 2012-03-13 15:45 | 東北に仏像を

大槌町へ・・・3月10日

3月11日、江岸寺仮本堂にて執り行われる鑿(ノミ)入れ結縁法要のために、
仏師の三浦耀山氏、フォトグラファーのたかはし じゅんいち氏と私の三人で、前日の3月10日早朝、岩手県大槌町へ向かいます。

大震災と津波、そして火災により堂宇の尽くを喪失した江岸寺での鑿入れ結縁法要。

その日から、本格的に仏像の制作が始まります。
多くの人の祈りを仏像に刻みます。

悲しみを抱えている人の心に安らぎが訪れますように。
そして、亡くなられた方の魂が安らかでありますように。












by gizankatoh | 2012-03-09 13:02 | 東北に仏像を

散華・・・

仏像奉納プロジェクトに截金師として参加している鷲尾美陽子さんが、

11日の鑿入れ法要の為に、散華に截金を施して下さいました。

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鷲尾美陽子<ワシオ ミヨコ>

昭和57年 大阪府高槻市生
平成13年 京都造形芸術大学美術工芸学科日本画コース入学
     在学中より截金を学ぶ
平成16年 京都迎賓館截金舞台扉の制作に携わる
平成17年 京都造形芸術大学卒業
     平安仏所にて人間国宝・江里佐代子に師事
     仏像・工芸品の截金彩色に携わる
平成23年 銀座和光「江里康慧・江里佐代子展 仏像と截金ー光放たれるときー」
     工房スタッフとして出品
平成23年 独立

*截金(きりかね)・・・
金箔・銀箔・プラチナ箔を数枚焼き合わせ細く直線状に切ったものを、
筆と膠などの接着剤を用いて貼ることによって優美な文様を表現する伝統技法。
日本では古くから仏像や仏教絵画の装飾に使われてきました。

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截金彩色飾筥「夏深し」












by gizankatoh | 2012-03-08 08:47 | 東北に仏像を

鑿入れ結縁法要・・・

甚大な被害をもたらした大震災と津波から3月11日で1年を迎えます。

平成24年3月11日 岩手県大槌町の「江岸寺」仮本堂にて
亡くなられた御霊の御供養と、仏像奉納の「鑿入れ結縁法要」を行います。

檀家様、家族や親しい人を亡くされた方、復興を願い仏像と縁を結びたいと思いを寄せて下さる方、
私たちの活動に賛同して下さる方、多くの方に仏像との縁を結んで頂きたく存じます。

この法要を機に奉納の為の釈迦如来像の制作が本格的に始まります。
宜しくお願い申し上げます。


日時:平成24年3月11日(日)

   午前11時より

場所:岩手県上閉伊郡大槌町「江岸寺」仮本堂



*「鑿(ノミ)入れ結縁法要」とは・・・
仏像を作る際、完成の無事を祈って、また関係者の方々により深く仏像との縁をもって頂くために行う儀式です。
仏像となる用材を祭壇にまつり、導師がお経を唱える間に関係者参列者ひとりひとりが、ご焼香、合掌したのち用材の前に進み出て一鑿入れて頂く形をとっております。
これにより鑿を入れた方と仏像との間にご縁が結ばれ、鑿入れにより削りだした木片は仏像の御分身として、それぞれの方が常に身の回りにお持ち頂くことができます。

Email :butuzohono@gmail.com












by gizankatoh | 2012-02-27 06:50 | 東北に仏像を