中村仲蔵・・・

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不安で夜中に目を覚まします。
そしてブワーっと汗が吹き出して、かと思えば体が冷たくなってガクガクと震えたり。
・・・息苦しくなって逃げ出したくなります。

守りに入って無難に過ごせばいいのですが、どうしても挑戦したくなってしまうのです。
そうして踏み出してしまった足を見つめて考え込んでしまう。。。
本当に「莫迦だな・・・」と思うわけです。

時間も予算も無視して作品作りに没頭してしまいます。
そもそも「仕事」ではなく「生き方」だと思っています。
が、それがそもそもの間違いかもしれません。
そういう意味ではプロフェッショナルとは言い難いものがあります。。。

かといって無難な作品は作りたくありません。
百年後にも作品は残ります。
千年後に残す意志を持って作っています。
”百年”という時間が自分の考える最低限の単位です。
そう思うと、今目の前にある“形”を疑って自問自答を繰り返してしまいます。
そこで自分の無能を思い知る訳ですが。。。

で、落語の『中村仲蔵』
「名題に昇進した仲蔵が忠臣蔵の「定九郎」役をふられます。
それは あまりいい役ではありません。。。
柳嶋の妙見さんに願を懸け、新しい工夫をして役に挑むのですが客の反応を見て落胆し、
もう江戸にはいられないと上方へ逃げるように旅立とうとしますが。。。」

私にとって来年の初夏頃がひとつの一里塚となるでしょう。
それまで私も死ぬ気になって頑張ります。
走りながら考えます。
その不安を楽しみます。
ただでさえ付き合いの悪い私ですが、さらに深く雌伏させていただきます。

来月辺り、柳嶋の妙見さんに願を懸けに伺いたいと思います。
柳嶋の妙見さんは葛飾北斎の開運のお寺でもあります。
再来年の春には穏やかな気持ちで桜を愛でたいものです。。。
by gizankatoh | 2016-01-18 20:59 | 月鏡
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