曼荼羅のごとく・・・

『私達の、この生きているという生命を時空の中で見てみますと
私達は自分の体を固体のように思えますけれども、それは非常に短い。
ある短い瞬間で見ると固体なのですが、そうではなくて、少し時間を延ばしてみると、
絶え間無くいろいろなエネルギーや分子の情報を取り込んで、
そして自分の体の中では合成と分解が絶え間無く起こっている、
流れの中にある流体というわけです・・・生きているという事は。
さらにもっと長い時間を軸として見ると
分子や原子がゆるく淀んでいる気体のようなものであって、
そこに新しい流れがやってきて、その流れは環境中に散らばっていってしまう。
そういったものと捉えられるんですね・・・』
(分子生物学者 福岡伸一氏の言葉より)


宇宙の働き、生命の活動はまるで曼荼羅のようだ。
いにしえ人はそれを知っていたのではないだろうか。

生命が生まれては消える。
それを幾千万年も繰り返している。
美術なんてものはそういった宇宙の働き、生命活動の中にあって、「澱」みたいなものではなかろうか。
もしくは「排泄物」のようにも思える。

生きている・・・いや、「生かされている」ということは、まさに奇跡の瞬間だと思う。
by gizankatoh | 2013-01-24 15:39 | 月鏡
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