パリの記憶・・・その五

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ある日の夜・・・

ケバブばかりで飽きてきたので、ちょっと贅沢かな?と思いつつ、

モンパルナスにあるクレープリー(ガレットのお店)に行った。


家族で経営しているような小さなクレープリー。

奥のキッチンではお母さんらしき女性がガレットを焼いている。


もちろん、メニューはフランス語・・・

困っていたら、その店の娘さんらしき女性が「英語なら解る?」と訊いて来たので、

「少しなら・・・」と応えると、

「好き嫌いはある?」と再び彼女が訊いてきたので、

「嫌いなものはないよ」と応えた。


そして、メニューの一つ一つを英語で丁寧に説明してくれた。

その中で”シャンピニオン”が解らず「ummm...???」と考えていたら、

彼女は奥のキッチンに行き、小皿に”キノコ”を乗せて戻って来て「これがシャンピニオンよ」と説明してくれた。

その後も、「甘いクレープは食べる?」、「サイダーは?」と、いろいろと気に掛けてくれた。


食べ終わって、お礼を言って店を出ようとした瞬間、

女性の弟と思われる男の子が走って来てカンフーのポーズをしながら「ニーハオマー!」と言ってきたので、

自分も負けじとカンフーポーズで「ジュ スイ ジャポネ」と言って、男の子の肩をポンポンと叩いた。

店の奥にいた、マダムと娘さんがニコニコとしながら見送ってくれた。

パリの人は優しい。












by gizankatoh | 2012-06-01 20:09 | よしなしごと・・・
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